このページのコメントは私の勝手なひとりごとです。従って、私が関係
するどの組織、団体、またはグループの正式コメントでもありませんのでご了承ください。









1月31日(日)
1月30日(土)
週末は休欄。

1月29日(金)東京は晴れ
「お気に入りのTVCM」
最近、素晴らしく共感するテレビCMがあり、そのCMを見る度に鳥肌が立つほど感動するのである。それは、「サッポロ生ビール黒ラベル」のCMで、「大人エレベーター・54歳/大人の代表編」というCMだ。あるエレベーターに乗って階のボタンを押すと、その階にはその年齢の人生の先輩たちがいるという設定である。

こちら! → 「大人エレベーター・54歳/大人の代表編

「大人ってなんですかね?」と聞く妻夫木聡。
「分からないですよ」と答える中村勘三郎。
「54くらいじゃわからないですよね」と続くChar。
「もうちょっと上の階で聞いたほうがいいよ」と中村勘三郎。

このCM、深いな〜。


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1月28日(木)東京は曇りのち雨
「最後の稽古」
筆者たちが現在通っている空手道場の若い師範が、今月末をもって現在の道場を離れて、独立して麻布十番に新しい道場を開くことになった。そこで、我々「大人クラス」のメンバーも新道場に移籍することにしたので、今日は現在の道場での最後の稽古。自然に力も入る。一時間の稽古を終え、次回会う時はもう新しい道場だ! 32歳での彼の独立、本当にすごいと思う、心から応援したい。



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1月27日(水)東京は晴れ
「過剰暖房」
昨日の札幌の最低気温はマイナス7℃。これが「寒いか暑いか」と聞かれるとやっぱり寒いと思うのだが、でも最近の人はあまりにも寒がりではないか? 「最近の人」という表現、それでは自分は「昔の人」なのかと笑ってしまうのだが、でもどこを見てもみんな「寒い、寒い」と言っており、「暑い、暑い」と言っているのは筆者のみ。どこの建物に入っても過剰暖房で気持ちが悪くなるほどである。特にデパート! あまりにも暑くて10分と滞在することが出来ない。それから電車の中。あつー! そんな中、新千歳空港で見かけた白人のツアー客たちは全員が半袖! そして羽田空港で見かけた別の白人は半袖に短パン!! それを見ていると、なぜか白人たちに親近感を覚える今日この頃である。



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1月26日(火)札幌は雪
「ラーメン三昧(again)」
今回は二泊三日で7杯のラーメンを食べた! とは言っても、多くが「ハーフサイズ」なのでご安心を。最近のラーメン屋さんはハーフを用意してくれているので非常に便利である。その中でも、前回も紹介した「山桜桃(ゆすら)」の味噌ラーメンと醤油ラーメンはやっぱり旨い! 一枚目の写真がその味噌ラーメンである。あと、今回はT社のOさんに紹介してもらった「千寿」にも行ってみた。で、ここは本物! Oさんが「札幌で一番だと思います」と豪語していたのだが、ラーメンというものは個人の好みがはっきりを分かれるので紹介をされても素直に美味しいと思えるところは少ない。しかし、「そこまで言うのなら」ということで行ってみた、で、旨かった! 一緒に行ったH君は味噌ラーメン、筆者は醤油ラーメンを頼んだのだが、醤油ラーメンが出てきてそのスープの色を見た瞬間筆者は一瞬怯んだ、だってスープが真っ黒なのである。(二枚目の写真) ところが、これ、うまっ! 絶対にお勧めである。

というわけで、今のところの筆者の札幌ラーメン・ランキング一位は「千寿」に決定! Oさん、ありがとうございます! 本当に美味しかった!



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1月25日(月)札幌は雪
「チュウノジョウ」
週末は札幌へ! いつもは「札幌で寿司」と言えば「寿司善本店」へ行くのだが、今回はちょっと冒険をしようと思い「かま田」へ。インターネットでの口コミ情報を調べた上での挑戦である。予約の時間よりも40分ほど早く着きそうだったので、早く着くということを伝えるために電話をすると、親方が店の窓から外を見ながら待っていてくれた。この親方、「寿司善」の出身ということで仕事は非常に丁寧、そしてネタも申し分ない。テンポよく次々といろいろな料理を出してくれるので、「ゆっくりと優雅な時間を楽しむ」というよりは「粋な江戸前寿司」というテンポの店なのだが、別にそれが悪いわけではない。

初めて見た食材なので珍しかったのが味噌汁の中に入っていた「銀杏草」という海藻、別名「仏の耳」とも言うそうだ。「昔は良く採れたんだけど今は珍しいよ〜!」とのことで、筆者の父が北海道の静内町の出身だと伝えると、「あー、それならお父さんは知っていると思うよー」とのことだった。ちょっとヌルッとしていてこれが味噌に抜群に合う! 日本人の「味合わせ」って本当にすごいなと再認識。

さて、会計をお願いすると、一人当たり8000円! 安い! 「寿司善」と比較するとやはり味では「寿司善」の方が上だとは思うのだが、「寿司善」の三分の一の値段というコストパフォーマンスは本当に素晴らしい! 「高級寿司屋」という言葉の定義は、大抵の場合が「一人当たり1万5千円以上」の店のことを指すと思うのだが、ここの親方は、並べてあるネタを見ても無理に背伸びをしていないことが良く分かる。自分の店にあったネタを丁寧に扱い、そしてその旨さを最大限に引き出そうとする親方の姿勢には共感を覚えた。食材の上に金箔が乗っていたり、最高級魚と言われているケイジや大間の本マグロを求めているような人にはここは楽しめない店かもしれない。でも、北海道の旬の物を美味しく且つリーズナブルな値段で食べようと思う人にはなかなかいい店だと思う。

<追記> インターネットの口コミ情報では、「カウンターでの喫煙が本当に嫌だった」との記載があるのだが、今はカウンターは完全禁煙である。ご安心を・・・



「チュウノジョウ」 - 筆者はレストランを「下の下(ゲノゲ)」から「上の上(ジョウノジョウ)」と9段階にランキングしている。ランキングの要素は「味」ばかりではなく、「雰囲気」、「サービス」、そして一番大きな要素は「コストパフォーマンス」だ。500円だろうが5万円だろうが、その値段に値しないものは評価しない。「中の中(チュウノチュウ)」を平均とし、「中の上(チュウノジョウ)」を「もう一度食べてみたい」とする。ちなみに、今まで「ジョウノジョウ」だと思った店は世界に三軒しかない。

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1月24日(日)
1月23日(土)
週末は休欄。

1月22日(金)SFO→NRT・雲上青空
「JAL001 SFO→NRT」
JAL001便は定刻通りにSFOを離陸して一路日本へ! JALが会社更生法の適用を申請をしてから三日後のフライトである。1月19日、JALが会社更生法の適用を申請したその日、弱いものいじめが大好きな日本のマスコミ各社は、ご丁寧にもアナウンサーを羽田空港と成田空港に送り、生中継で「JALは今日も通常通りに運航しております!」といかにもそれが重大ニュースかのように声を張り上げていた。しかし、「JALが通常通りに運航」しないわけがなく、1%でも「JALはちゃんと運航するのかな?」と疑問を持った人は、会社更生法という仕組みを全く理解していないという自分の無知さ加減を暴露したまでに過ぎない。会社更生法とはそういうものなのである。逆に、「通常通りに運航」しなければ「更生」の芽さえをも摘んでしまうではないか。だからこそこれは会社「更生」法と呼ばれているのだ。これは会社「延命」法ではない。延命しても意味がないのだ、更生するのである。だから、今のJALの最大の敵はマスコミである。マスコミが「今日のJALは・・・」という口調でJALの日常がまるで異常かのように報道するたびに、JALはボクシングのボディーブローのようなダメージを受け続けるのである。JALのマーケティング部長さん、しっかりして! 風評マネージメントしないと!

さて、このJALという巨大空母、本当に3年間で舵を切れるのだろうか? ふと考えると、この大役を絶対にうまく務めることが出来る人物が頭に浮かんだ。笑わないでね、それは前アメリカ大統領のビル・クリントンである。クリントン、成功報酬100億円くらいでこの仕事を引き受けないかな〜? インフルエンザにかかった日産にゴーンさんという劇薬が必要だったように、集中治療室に入ってしまったJALには世界最高の外科医が必要なのである。クリントンは、自分の政権後期にはスキャンダルで評判を落としてしまったが、彼の優秀さと賢さは疑う余地がない。彼の側近の中には、クリントンほど賢い人間は歴史上にいないと豪語する者がいるほどだ。だからJALの社長にビル・クリントンなのである。えっ? クリントンは今は国連特使としてハイチで忙しいって? そっかー、だめか・・・

筆者がJALで飛び始めて今年でちょうど30年目、JALの翼に乗って太平洋を何百回渡ったのだろうか。片道を一回として数えたらたぶん400回くらいだ。そんなJALの機内で、雑誌の「JAL倒産」の文字を見るのはとっても寂しい。やっぱりクリントンしかいない! (半分本気・・・)  



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1月21日(木)サンノゼは雨
「本日は・・・」
SFO→NRT、飛行中。


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1月20日(水)サンノゼは雨
「無念・・・ 三回目の延期」
カリフォルニアにお住みの方々はご存知の通り、過去3日間、カリフォルニアの天候は大荒れ。雪、雹、洪水、停電、突風、そして今日はなんと竜巻までもが発生し、相次ぐ事故と大雨の影響で発生した道路の大渋滞に加えて飛行機のダイアも乱れに乱れて大混乱。そんな中、本当ならば昨日が筆者の計器飛行証明免許の試験日だったのだが、この悪天候によりまたしても延期。そして予備日としていた今日も悪天候で無情にも過ぎていった。これで試験日の延期は三回目。よほど空の女神とは縁がないのか?

そして、明日はJAL001便でまた東京へ。この試験、受験出来る日がいつか本当に来るのだろうか〜、空の女神はきまぐれだから。

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1月19日(火)サンノゼは雨
「散財レポート(iPhoneケース編)」
かなり多くの男性雑誌で紹介されていたので気になっていたものがある。それは、「GUILD of crafts」によって作られたiPhoneケース! ここは元々はビスポーク(完全オーダーメードシューズ)の職人さんのブランドなのだが、時々面白い小物を作ることがある。そして今回はなんとプラスチック製のiPhoneケースに薄い皮をかけて作ったオリジナル製品。以前から買おうかと迷っていたところ、年末に会った知り合いが持っていたので見せてもらって一目惚れ! というわけで早速購入。子供っぽいケースが多いなか、なかなかシックで大人の味だ!

興味のある方はこちらへ



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1月18日(月)サンノゼは雨
「Tシャツの魅力」
体調が悪かった数日間、気分転換にと思ってクローゼットの整理をしてみた。何年間もかけて貯まりに貯まった多くの洋服、それらの洋服を4つのカテゴリーに分類してみると・・・ 

1. 意外とたくさん持っているセーター類
2. 店を開けるほど持っている多くのズボン
3. スーツ
4. 20年以上前のものもまだ残っているTシャツ類

となった。そこで、それらの洋服のドライクリーニングのカバーを一つ一つ外して、一人ファッションショーをしながら事業仕分け並みの選別をしたのである。まず、セーター類はほとんど全部キープ。セーターは意外と長持ちするし、年間を通じて着る期間も決まっているのであまりボロボロになったりもしない。次にズボン、今となっては「こんなにブカブカのものを穿いていたのかな?」と思うほど余裕があるスリータックのものは全部処分。今はノータックが主流なので、ノータックから急にスリータックを穿いてみると本当にブカブカに感じる。次にスーツ、結論から言うとスーツは全滅。まず、今は数年前よりもスーツの丈がずっと短くなっているので、今の筆者のルールは「直立不動の態勢で腕を下ろした場合、指の第二関節がスーツの丈から出る程度」なのであるのに対し、つい5年前までは下ろしている手の長さよりも丈が長い場合さえもあった。それから昔の肩パットの大きさ。ださっ! それらのスーツは今着てみると全然ダ〜メ!

というわけで、ここまでは順調に選別が進んだのである。ところが、一番難しかったのがTシャツ類。Tシャツというのは、大体の場合が誰かにお土産としてもらったものか、または自分がどこかで記念として買ってきたものだ。それらを一枚一枚見ていると、その時の状況や場所を思い出してなかなか捨てることが出来ない。一着30万円のスーツは簡単に捨てることが出来るのに、一枚9ドルのTシャツを捨てることができないのである。うーん、不思議だ。「もしかして俺って意外とセンチメンタル?」などと思いながら結局Tシャツは一枚も捨てることが出来ず、自分の心の中の回避策として今回はそのTシャツの山を見なかったことにしたのである。

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1月17日(日)
1月16日(土)
週末は休欄。

1月15日(金)サンノゼは曇り
「Cirrus vs. Cessna」
さて、先週の火曜日(1月5日の東西奔放)に「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! 究極の決断が!」という題名で紹介した「新機導入問題」、実はまだ結論が出ていない。そこで、今日はその新しい飛行機に関する説明会がパイロットクラブで開催された。セスナ社の営業ウーマンによるプレゼンテーションがあり、当然のことながら彼女は「Cessna 400 Corvalis TT」の優位性を熱く語る。しかし、乗ったこともない、見たこともない飛行機をいきなり買えと言われても、それはいくらなんでも乱暴だろうという話になり、来週デモフライトが計画されることになった。「試運転」ならぬ「試操縦」というわけだ。

実は、筆者の心は「80% vs. 20%」でシーラスが勝っている。しかしそれと同時に、新しいもの好きという自分の性格も良く知っているので、一度新しい飛行機に乗ってしまったらそれが欲しいと言いだすのではないかと自分で自分を恐れている一面もある。やっぱり、一度乗っちゃったらまずいでしょう?・・・


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1月14日(木)サンノゼは曇り
「人類三大発明!」
今週の月曜日と火曜日の東西奔放にも書いた通り、実はかなり「体調不良」だった。で、どんな風に体調が不良だったかというと、ウイルス性の食あたりだったのである。そしてそれは突然やってきた。夕飯を食べてからものの10分で「上下から」の攻撃に遭い、その症状をここで描こうとすると放送禁止用語までをも使いそうになるので詳細は書かないことにする。とにかく、人生で一番辛い24時間だった。その経験の中で学んだこと。まず、人間というものは、血液以外のすべての水分を体外に放出してしまった場合、たったの12時間程度で2.5キロも痩せてしまうということ。これには本当に驚いた! 最後の方では逆にそれが実験のようになってしまい、トイレに駆け込むたびに体重計に乗っては楽しんでいたのである。

次に、今回の経験で、「人類三大発明」というものを確信した。それは・・・

1. 飛行機
2. インターネット
3. ウオッシュレット!(TOTOの登録商標)

なのである! この数日間で、本当にTOTOの株を買おうと心に誓ったのである。


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1月13日(水)サンノゼは晴れ
「稲盛CEOについて」
各マスコミで、「稲盛和夫氏がJALのCEO就任を承諾。無給でやる」との報道がされた。これについて一言。

まず一点目。稲盛氏は報道陣とのインタビューで、「私も高齢なので週に3、4日の勤務でやらせて頂くことになる」とコメントしたという。しかし、公的資金を一兆円近くもつぎ込み、そして本当にもう待ったなしの日本航空再建に関して、このような「パートタイムCEO」で本当にいいのだろうか? 今回のCEOの選択に関しては政治的な力が大きく関与したのは明白で、経済界との関係が薄い民主党が「稲盛さんなら誰も文句を言わないだろ」程度の一番「無難」な選択をしたとしか思えない。日本航空には、現在の西松さんも含めて10名の歴代社長がいる。そのうちの4名が官僚の天下り。4代目の高木さんが初めての生え抜き社長だが、高木さんが御巣鷹山事故の責任を取って辞任した後は、5代目の山地さんという総務庁からの天下りに戻ってしまっている。6代目は生え抜きの利光さんなのだが、この方は小田急電鉄の創業者である利光鶴松さんの息子。そしてその後は近藤さん、兼子さん、新町さん、そして西松さんと、JALの社内事情や社内政治に詳しい人はご存知の通り、JALの社長には常に「無難」な人たちが就任してきた。そしてその「無難」な選択が現在の債務超過8000億円という状況を作ったのではないか? そしてこの場合の「無難」というのは、「当事者意識がない」という意味である。いつも国交省や政治家の言いなりになってしまい、赤字体質を抱えたまま「でもいつかはなんとかなるさ〜」程度の意識しかなかったのではないか。本当の当事者意識があれば、1円でも債務超過の状態に陥った時点で目玉が飛び出すほど驚いて何か別のアクションをしていたはずだ。そして今回の稲盛さん、その「パートタイムCEO」が本当に当事者意識を持って改革が出来るのだろうか?

二点目。「トップが無給でやる」、これほど社員にとってみじめな話はない。無給、または非常に低い年収でCEOに就いたという意味では、アップル社のSteve Jobsの「年収 $1」が有名だが、彼の場合は現金を貰わない代りに山と言うほどのストックオプションをもらっている。だから決して無給でもなんでもない。でも稲盛さんが本当に無給でやるというのであれば、それは「老人の自分の最後の伝説作り」程度の意識しかないということではないか。トップが無給でやっていると、最終的には「僕はどうせ無給だから」と逃げ道を作ってしまうのと、その逆に、「僕が無給なんだから君たちにも痛みを」という社員に対しての無理な要求に走ることも出来る。しかし、稲盛さんのようにすでにお金に不自由をしていない人はそれでもいいかもしれないが、現職のJALの社員の中には子供がいる人もいれば、マンションの支払いがある人もいれば、介護をしている人たちもいる。ただでさえも昨年末のボーナスカットで苦しい思いをしているそれらの社員に対して、「トップが無給だから君たちの給料もさらにカット」という卑怯な手口には出ないだろうか? そのような手法が取られた場合、社員はなんと反論出来るというのか。それよりも、本当に稲盛さんにやって頂くのであれば、稲盛さんにも適正な給料を払い、彼の逃げ道をなくして、JALの再生プロジェクトが彼の人生最大の仕事であるという気持ちでやって頂かないと、現場で必死になって働いている社員は報われないのではないだろうか? 社員の多くは、「無給でやるよ」なんて表面上だけは格好いいことを言うCEOではなくて、「年収10億円くれればやりますよ」と言うようなガツガツしたリーダーを本当は求めているのではないだろうか?

そして三点目。ビジネス的な観点から見れば、JALの再生というのはそんなに難しい話ではない。なぜかというと、JALの場合は「どこが悪いか」が非常にはっきりしているから。ただ、その悪い問題点の多くが性質上非常に「ジャパニーズ」であるということに問題がある。日本の古い政治との癒着、官庁との癒着、中央と地方の癒着、地方と土木業者の癒着、そしてそれに巻き込まれてきたJAL。そのような問題点の多くを、その時代をまさにトップランナーとして走ってきた稲盛さんで正せるのか?

こんなことを思いながら報道を見ている。

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1月12日(火)サンノゼは雨
「本日休欄」
体調不良のため本日休欄。


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1月11日(月)サンノゼは曇り
「本日休欄」
体調不良のため本日休欄。


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1月10日(日)
1月9日(土)
週末は休欄。

1月8日(金)ラスベガスは晴れ
「罪の街」
自由の女神に摩天楼、ここはニューヨークに違いない! と思ったら、ホテルの窓から見える風景は砂漠なのだ。そう、ここはラスベガス、「Sin City(罪の街)」なのである。今年もこの季節がやってきた、「Consumer Electronics Show(国際家電見本市)」のためにラスベガスへ! 今年は各社が争って3Dテレビやインターネットに接続可能な家電などを次々と発表している。弊社は「CinemaNow」というサービスでインターネットを通じて映画を配信するサービスを展開してこれがバカ当たり中! 朝から晩まで連続の会議で大忙しだ。この不況の中忙しいことに感謝しつつラスベガスの渋滞にてんてこ舞い。



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1月7日(木)サンノゼは晴れ
「とっても嫌な気分」
昨年の12月23日の東西奔放にも書いた通り、先月、天皇誕生日の祭日を利用して行ったゴルフ場で携帯電話をなくした。実は、自分ではその携帯電話を最後にどこで利用したかもはっきりと覚えており、そしてなくなったと気がついた瞬間もはっきりと覚えている。その間、約90秒。だからすぐに見つかるとたかをくくっていた。または誰かがすぐに届けてくれると思っていた。しかしとうとう見つからず、その後新しい携帯電話を買うはめになったのである。その話を聞いた弊社のY君が、「コウキさん、それ盗まれたんですよ」との一言。でも、「まさか〜」と返答しておいた。

しかし今日、そのなくなった携帯電話に入れてあった「モバイルSuica」の残高を見に行くと・・・ 「お客様の残高 0円」という残酷な文字が・・・ やっぱり盗まれたんだ。最後にチェックした時は8000円くらいの残高があったはず。一瞬にして嫌〜な気分に落ち込んだのは言うまでもない。



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1月6日(水)サンノゼは晴れ
「回転翼」
空港に行ってみると、そこにはサンノゼ警察のヘリコプターが駐機していた。筆者はヘリコプターにはあまり詳しくないのだが、これはたぶん「Eurocopter EC120B」だと思う。近くに行ってみると、これ、なかなか格好いいぞ。「固定翼(普通の飛行機)」を飛ばしている人間は、大抵の場合「回転翼(ヘリコプター)」に対して偏見を持っている。実際に、統計上でも「回転翼」よりは「固定翼」のほうが安全だと言われており、10万飛行時間毎の事故の割合を見てみると、「回転翼」の8.09に対し「固定翼」は5.11である。(これは両方とも「プロパイロット=旅客機等」を含まない数字) この数字を見ると、ヘリコプターは飛行機より約60%も事故が多いという結果になる。

だが、死亡事故の数字を見てみると、「回転翼」は10万飛行時間毎に1.48人の死者を出しているのに対し、「固定翼」は1.21である。つまり、「ヘリコプターは飛行機よりも事故数は多いけれど、事故になっても意外と死なない」という結論に至る。どちらにしても、このヘリコプター、格好いいなー。



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1月5日(火)サンノゼは晴れ
「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! 究極の決断が!」
この東西奔放を長い間読んで下さっている方々はご存知の通り、筆者は現在「Cirrus(シーラス)SR22」という型の飛行機を飛ばしている。しかし、これは筆者が単独で所有している飛行機ではなくて、現在は筆者を含む4名のオーナーで共同購入している飛行機である。そして、これも昨年の東西奔放で何度も書いた通り、この「シーラス SR22」のライバルは「Cessna(セスナ)400 Corvalis TT」という飛行機で、これについては昨年の4月23日の東西奔放で詳しく説明し、11月5日の東西奔放でも再び触れている。

このように、筆者は複数のメンバーで飛行機を所有しているクラブに属しているので、飛行機を買い替える時は、なんと! 多数決投票なのである。そして現在の「シーラス」は2006年型だ、だからそろそろ誰かが「買い替えようよ〜」と言い始めるのではないかと思っていた矢先にいきなり来たのである、新型の「2009年型 セスナ 400 Corvalis TT」購入に関する投票が、しかも写真付きで! だから慌てて「えっ? 買う機体までもう決まっているの!?」とクラブのマネージャーに聞いてみると、「うん、すんごく安く買えるので今がチャンス!」だとか。ちなみに、「すんごく安くっていくら?」と聞いたら、「60万ドル(約5500万円)!」とのこと。そりゃ、定価より10%も安ければこの世界では「すんごく安い」のかもしれないけど、絶対額で考えたら高いじゃん!

しかし! シーラスの最高速度「時速340キロ」に対してセスナの最高速度は「時速435キロ」、そしてシーラスの最高巡航高度「17,500フィート」に対してセスナの最高巡航高度は「25,000フィート」・・・ 巡航高度「25,000フィート」って言えば、もうちょっとで旅客機にゴツンだぞ。ちなみにこの「時速435キロ」というスピード、一般的に売られている改造されていない単発プロペラ機では世界で一番速いのである。この世界ではスピードは美学だ、そして麻薬でもある。それに加えて、そのスピードを支えるエンジンはツイン・ターボ・エンジンなのだ。ほっ、欲しい・・・

でっ、でも! それじゃ、過去一年間、必死になって「シーラス」を飛ばしてきた俺はなんだったのか!? まあ、だからと言って「シーラス」での訓練が無駄になるわけではなく、数時間の移行訓練ですぐに新しい飛行機を飛ばせるようにはなるのだが、でもせっかく「シーラス」君に愛着が湧いてきたところだというのに・・・

究極の決断の投票日は来週の火曜日、さあ、どうする、テルイコウキ!!



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1月4日(月)サンノゼは晴れ
「2010年第1ラウンド」
週末のサンノゼの最高気温は17度、無風。これ以上のコンディションはないと思われる中、ホームコースであるCoyote Creek Golf Clubへ! ところが、またしても全くダメ。何をやってもダメなので、イライラして持病の不整脈が出てくるほど! リラックスするためにゴルフをやっているつもりなのに、これで不整脈がでてくるんじゃ本末転倒ではないか。ほとんどのアマチュアゴルファーにとって、最初の目標は「100切り」で、その次の目標が「90切り」だと思う。筆者の経験だと、90というスコアは「ほとんどのことが上手くいっている中で、たまに悪いショットが出たので90になってしまった」という感じだ。それに比べて100というスコアは「ほとんどのことが上手くいかない中で、たまに良いショットが出たので100で収まった」というものだ。だから、90と100の精神的な差は非常に大きく、90で帰ってこれると「今日は楽しかった〜!」となり、100だと「不整脈の調子が悪い!」となるのである。今回は、弊社の某営業マンの専売特許であるシャンクまでやる始末。どうなってんだ!?

というわけで、今回のスコアは「53 + 47 = 100」、2010年、1ラウンド終わった時点での平均スコアは「100.00」・・・ (← 今年はこのように表記することにする) 新年早々やっちまったぜ。



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1月3日(日)
1月2日(土)
週末は休欄。

1月1日(金)サンノゼは曇り
「散財レポート(GPS編)」
明けましておめでとうございます。今年もこの東西奔放をどうぞよろしくお願い致します。

さて、今年最初の東西奔放は「散財レポート」でスタート! 空の安全のために航空機用ポータブルGPS、「Garmin aera 500」を購入。このGPS、ちょうど手のひらに収まる程度の大きさでしかも充電式の電池で稼働するので、万が一の時のためにいつでもフライトバッグに入れておけるというわけである。筆者のフライトバッグの中には、この他にポータブル無線機も入れてあるので、これで何が起きても大丈夫というわけだ! 以前にも書いたことがあるが、筆者のように「Glass Cockpit(グラスコックピット)=計器がすべてコンピューターのようなスクリーンに表示されるデジタル機器のこと」の飛行機を飛ばしていると、画面上に映し出されるGPSの地図に大きく依存するようになってくる。すると、万が一そのGPSが故障した場合、多くの場合がお手上げとなってしまうので、このような予備のGPSは必要不可欠なのである。

というわけで、今年も安全飛行!



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